- 飯島職員
- 2001年入庫
- 勤務地
- 金山支店営業係
(2021年7月時点)
PROFILE
●役職:一般職 ●年齢:42歳 ●勤続年数:21年目 ●結婚:既婚 ●お子さんの人数:2人 ●趣味:おいしいものを食べること ●休日の過ごし方:子どもと一緒に遊ぶ
INTERVIEW
本当にお客様のための商品か、まず自問してから提案する
実家が自営業だったこともあり、資金繰りなどに多少興味があったことが、金融業界で働きたいと思うきっかけになりました。銀行で働くことがカッコいい!と憧れもあったと思います。東海ろうきんのことは、学生時代は知りませんでした。ただ、調べていくうちに、非営利で、お客様のことを第一に考える金融機関だということに魅力を感じました。ここなら、お客様をお金の面から助けられるのではないかと感じて入庫を決めました。
これまで預金業務を9年、融資を2年、本部での事務職を5年、そして現在の営業を3年ほど経験してきました。この間に2度の産休と育休を取得。時短勤務を経て、通常勤務体制に戻っています。現在はファイナンシャルコンシェルジュ(FC)として、おもに個人のお客様の退職前後の相談や、年金に関する手続きのサポート、資産運用の相談や提案などを担当しています。仕事を進める上で大事にしていることは、営業なので目標数字はありますが、まずはお客様が本当に満足していただける商品を提案することです。“売りたい商品”と“お客様が満足いく商品”は違います。本当に提案すべき商品は何か、自分が正しいと思ったことを大切にしていくことをモットーにしています。
INTERVIEW
働き続けよう!私を支えてくれた「まず家族を大切に!」という社風
営業担当になったばかりの頃、退職する労働組合の組合員の方から、資産運用に関しての相談を受けたことがあります。ある商品を提案したのですが、手数料が少し気になるとのお返事。「確かにちょっともったいないですよね」と正直に答えると、それが逆に気に入ってくださったのか、後日わざわざ窓口まで私を訪ねて来てくれ、契約をすることになりました。じっくりと本音で話をしたことで、お客様に信頼していただけるようになった一例で、このお客様とは3年のお付き合いになっています。
一番辛かったのは、一人目の育休明けから復帰してきた時です。それまで経験のなかった、外回りの営業担当になりました。2ヶ月間と期間限定だったものの、そういう時に限って子どもが熱を出して、面倒を見る家族がいなかったり。子育てをしながら仕事をすることは難しいのではないかと真剣に悩んだことを覚えています。過ぎてしまえば今は懐かしい思い出になっていますが。ただ、どんな時でも上司が「お母さんの代わりはいない」と言ってくれ、子どもを最優先に考えてくれたことに、どれほど助けられたかわかりません。「まず家族を大切に!」という考え方は、昔から変わらない雰囲気だと思います。
INTERVIEW
女性が働きやすい環境が整備、後輩を温かく見守る役目も
ワークライフバランスという点では、月1回の平日休みは、子どもの学校行事の時に休めるのでとてもありがたいですし、時間短縮勤務制度も2021年から子どもが小学校1年生まで取得できるようになりました。働きやすい環境整備は急速に進んでいると思います。育休中でもホームページを通じて庫内掲示板を見ることができますので、庫内の動きにも触れることが可能で、置いていかれる不安を解消してくれます。働いている人にやさしく、あたたかい企業だと思いますね。
私自身、子どもが2人とも小学生で、随分と手がかからなくなってきました。今、順番に後輩が同じ道を歩んでいます。少しでも困っている様子を感じ取ったら、すぐに声をかけて話を聞くようにしています。私も上司に話を聞いてもらって助けられましたから。自分が経験したことで、参考になることがあれば話をしますし、ただただ話を聞いてもらうだけでも気持ちが軽くなることがあるので、すぐに「何かあった?」とこちらから積極的に聞いていくようにしています。ある意味、ロールモデルとしてやってきたことが、後輩たちの役に立てれば本望です。家庭も子どもも事情はそれぞれです。自分のペースで自分らしく働けるよう、見守っていくことも私の役目だと思っています。