経験と学びは自身と寛大な心を生み出す 経験と学びは自身と寛大な心を生み出す

澤田次長
2000年入庫
勤務地
本店営業部次長(管理職)

(2021年7月時点)

PROFILE

●役職:次長 ●年齢:44歳 ●勤続年数:22年目 ●結婚:既婚 ●お子さんの人数:1人 ●趣味:テニス・ゴルフ ●休日の過ごし方:娘の習い事の送迎

INTERVIEW

どこよりも話しやすかった面接、ありのままを出せたことが入庫の決め手

 生きていく上で法律は必要だと考え、大学は法学部に進学。金融とは関係のない分野を学んでいましたが、知らない世界を知りたいという思いから金融業界に興味が湧き、就職活動は金融機関に絞って行いました。東海ろうきんとの出会いは、卒業生の就職ファイルの中で見つけたことがきっかけです。「営利を目的としない金融機関」というキーワードが引っ掛かり、そんな銀行があるのか?という興味から調べるようになりました。働く人のために何ができるか、まず相手のことを考える金融機関であると知り、自分をごまかすことなく健全に働けるかなと思って志望。面接では手応えがまったくないほど、あまりにも自然体すぎて不安になるくらいでした。それだけ話しやすい雰囲気を作ってくれたのは、東海ろうきんだけでした。

 現在は次長として、内部統制業務を任されています。具体的には、営業担当者に対して、書類の処理が正確に行われているかのチェックや、車の運転指導などの他、店舗の円滑な運営のために、職員の困りごとを解決したり、会議の進行役を勤めたりと、店舗全体の統括管理です。常に心がけていることは、なるべく早く答えを出すこと、出した答えを変えないことです。あらゆる判断の先にはお客様がいます。お客様に対して早く答えることは重要ですし、その答えに一貫性がなければ答える職員も困ってしまいますから。

INTERVIEW

仕事を楽しむことの大切さが感じられる職場づくりを

 現在の本店営業部に来る前は、本部の業務部に所属していました。営業店で使用する事務手続きマニュアルの作成や各営業店からの問い合わせの対応がおもな仕事でした。全店からの相談を受けており、マニュアルにない対応も臨機応変に求められました。ここでの経験が、今の迅速な判断に役立っていると実感しています。ただ、ここにいた当時は、「楽しく仕事をする」というよりは、かなり「ストイックに仕事をする」印象を周囲からは持たれていたようです。2021年の7月に今の部署に異動してきましたが、「笑顔で楽しそうに仕事をしているね!」と言われるようになりました。さまざまな経験を重ねて、明るく楽しく、穏やかな職場にすることも次長の役割だと思うようになったからです。緊張してばかりでは、かえってミスに繋がってしまいます。ミスは起こるものという前提で、ミスが起こる手前でいかにカバーできるか。その方法は一人一人違いますから、それぞれに相応しい指導方法を考えるようになりました。もちろん正論は本人のためにも伝えますが、少し“遊び”の部分をもって人を指導することができるようになったと自負しています。

INTERVIEW

大きな目標を掲げるのではなく今いる場所でできることを精一杯

 実は、次長になるまで8年かかりました。敢えて、預金、融資、営業の各部門の役席を経験してからでなければ、次長の昇格試験は受けないと決めていたからです。もともと自分の能力不足を感じることが多く、人よりも劣っていると思っていました。だからこそ研修や試験に対しては積極的に取り組み、勉強もしてきました。そこに加えて、各係をしっかりと経験することで、自分に自信を持ちたかったんです。納得して次長になったので、「こうしたい!」ということも積極的に発言しています。与えられた自分のポジションで、礎となるものをしっかり持っていれば、どんな状況でも対応できます。そう実感しています。今後も今のスタンスで、与えられた場所で努力をすることを続けていきたいと思っています。また、企業としての発展のためにはひとりの力は微々たるものです。多くの後輩を育て、管理職へと引っ張り上げていくことも私の役割です。趣味が仕事と言うほど、この仕事が楽しいと思っています。知らないことを知ることができますし、情報を伝えたお客様に喜ばれる。時にお客様の人生が大きく変わることさえもあります。それだけ多大な影響を与える仕事ですから、それなりの覚悟は求められます。が、その分やりがいも達成感も想像以上に大きいと思いますね。

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